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空室対策の本命は水回りリフォーム

2026 7/24
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不動産投資
2026年7月24日
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※アフィリエイト広告を利用しています

「家賃を下げても内見が来ない」「募集をかけても申し込みが入らない」——そんな状態が何ヶ月も続くと、正直かなり不安になりますよね。毎月出ていく管理費や固定資産税、ローンの返済を思うと、夜眠れなくなるオーナー様も少なくありません。空室情報サイトの掲載順位を毎日チェックしたり、写真を撮り直したり、家賃を数千円下げたりと、できることはやってきたはずなのに反応が変わらない。そんなご相談を、私はこれまで数え切れないほど受けてきました。私自身、賃貸管理の現場で18年間、同じように頭を抱えるオーナー様を何人も見てきました。そして水回り施工の現場に15年立ってきた立場から言えるのは、その空室、実は「間取り」でも「立地」でもなく、もっと地味なところに原因があることが多いということです。

目次

空室の本質は「見えない老朽化」にある

内見に来た人が「この部屋はやめておこう」と決める瞬間は、リビングの広さでも収納の量でもありません。バスルームやキッチン、洗面台の扉を開けた瞬間の「なんとなく古い」という空気感です。間取り図やSUUMOの写真では魅力的に見えても、実際に扉を開けて蛇口のさびや浴槽の黄ばみを目にした瞬間、テンションがすっと下がってしまう。入居希望者は間取り図では夢を見て、水回りで現実に戻る——これが不動産営業の現場で何百回も見てきた光景です。設備の劣化は数字やデータに表れにくいため、オーナー様自身が気づきにくいのも厄介なところです。壁紙は張り替えても、浴槽や洗面ボウルの黄ばみ、キッチンの水栓の錆びまでは手が回っていない物件が本当に多いのです。私が管理を任された物件でも、オーナー様に「うちは大丈夫」と言われた直後に現地を見ると、シャワーヘッドの水垢がびっしりというケースが何度もありました。

空室が長引く3つの原因

原因1:築年数相応の「見た目の劣化」を放置している

クロスや床は入居者退去のたびに張り替えても、ユニットバスやキッチンパネル、洗面化粧台は建築当初のまま、という物件を数えきれないほど見てきました。水回りは毎日必ず使う場所だからこそ、入居者の印象を大きく左右します。とくに単身女性や若いファミリー層は、内見時に浴室とキッチンを真っ先にチェックする傾向が強く、ここで減点されると他の魅力が伝わる前に検討から外れてしまいます。

原因2:家賃を下げる以外の打ち手を知らない

空室が続くと反射的に家賃を下げたくなる気持ちはよく分かります。募集図面をいじるより手っ取り早いからです。しかし、それは対症療法にすぎません。家賃を下げても「選ばれない理由」そのものは消えないのです。むしろ賃料水準を一度下げてしまうと、次の入居者募集や周辺相場にも影響し、長期的な収益性を悪化させるだけで終わってしまうケースを何度も見てきました。設備が古いままでは、下げた家賃でもなお比較検討で負けてしまうことすらあります。

原因3:小さな水トラブルの放置が入居者の不満を蓄積させている

排水の流れが悪い、蛇口の水圧が弱い、パッキンの劣化で微妙な水漏れがある——こうした「クレームにするほどでもない不満」が積み重なり、更新のタイミングで静かに退去されるパターンは非常に多いです。オーナー様に報告が上がらないまま、入居者は「次に住むならもう少し設備がいいところにしよう」と黙って次の住まいを探し始めています。私が水回り施工の依頼を受ける中でも、「実は前から気になっていたけど言い出せなかった」という声を何度も聞いてきました。小さな不満は言葉にならないまま、退去理由の中で一番大きな割合を占めていることが少なくないのです。

解決方法:優先順位をつけた水回りリフォーム

すべてをフルリフォームする必要はありません。私が現場で提案しているのは、費用対効果の高い順に手を入れる方法です。

まず着手すべきはユニットバス。費用相場は本体・工事費込みでおおよそ60万円〜150万円で、三点ユニットバスであれば40万円〜90万円程度に抑えられるケースもあります。本体価格だけで見ればシンプルな機能のモデルなら40万円程度から選べますし、解体や配管などの工事費用は35万〜46万円が目安です。次に優先度が高いのがキッチンと洗面台の水栓交換で、こちらは数万円〜十数万円と比較的低コストながら、内見時の第一印象を大きく変えます。給湯器や蛇口など部分的な修理であれば1万円〜5万円程度で済むこともあるため、まずは劣化箇所を正しく切り分けることが重要です。入居率を上げる投資は「豪華にすること」ではなく「不安をなくすこと」だと私は考えています。清潔感と安心感さえ伝われば、設備のグレードは最新である必要はありません。

また、工事費用を抑えるコツとして、複数業者から相見積もりを取る、自治体のリフォーム補助金制度を確認する、繁忙期を避けて閑散期に発注するといった方法があります。2026年は都心から郊外にかけて賃料の二極化が進んでおり、築年数の古い物件ほど「設備の古さ」が空室の長期化に直結しやすい市況です。だからこそ、限られた予算をどこに投じるかの優先順位づけが、これまで以上に重要になっています。

今日からできる具体アクション

大きな決断の前に、まずは次の3つから始めてみてください。

1つ目は、自分の物件のユニットバス・キッチン・洗面・トイレを実際に見て回り、パッキンの劣化やカビ、水垢の状態をスマートフォンで写真に撮ること。数字だけでは分からない「現場の空気感」を記録しておくと、あとで業者に相談する際にも役立ちます。2つ目は、直近の退去者アンケートや管理会社への聞き取りで「水回りへの言及」がなかったか確認すること。何気ない一言の中に、退去の本当の理由が隠れていることがあります。3つ目は、リフォーム会社2〜3社に現地調査と見積もりを依頼し、費用感を数字で把握すること。見積もりを取ること自体は無料でできる会社がほとんどですので、まずは動いてみることをおすすめします。行動を先延ばしにしている間も、空室の家賃はゼロのまま積み上がっていきます。まずは現状を「見える化」することが、空室対策の第一歩です。

リフォーム後に意識したいアフターケア

水回りを新しくして終わり、ではありません。私が現場で強く感じるのは、リフォーム後のちょっとした手入れの声かけが、入居者の満足度と設備の寿命を大きく左右するということです。たとえば入居時に「排水口の掃除の仕方」や「パッキンの簡単な確認方法」を一言添えるだけで、小さなトラブルの芽を早期に摘めます。管理会社と連携して定期点検の仕組みを作っておけば、次の空室が出たときも同じ状態を長く保てますし、修繕コストの平準化にもつながります。せっかく投資した設備を長持ちさせるためにも、工事後のフォローまでセットで考えることをおすすめします。

まとめ

空室が埋まらない本当の原因は、間取りでも立地でもなく、日々の暮らしに直結する水回りの古さにあることが少なくありません。私自身、不動産管理と水回り施工の両方の現場に立ってきたからこそ、この「見えない劣化」がどれほど入居判断に影響するかを痛感しています。家賃を下げる前に、まずは水回りの状態を見直してみませんか。ユニットバスやキッチンをすべて一新するのが難しければ、水栓交換やパッキンの補修といった小さな一歩からでも構いません。大切なのは「気づいたときにすぐ動く」ことです。費用や進め方に迷ったときは、ひとりで抱え込まず専門家に相談することをおすすめします。お困りごと相談はこちらからお気軽にどうぞ。

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プロフィール

元職人から資格を取得し大手不動産管理会社へ転身。今も現役で働きながらアパート経営、株投資を本格スタート。経験談を元にいろいろと赤裸々に発信します。

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