先程、FOMC声明が発表されましたね。
テーパリング加速で来年3月終了前倒し。
各月、国債の購入を200億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)購入を100億ドル削減。
そして、来年中に3回の利上げを見込んだうえでインフレ持続性を危惧した発表になっています。
↑発表直後のNYダウの値動きです。
ガクンと下げてから一気に上昇。そして高値から下落して35584付近で推移。
今も動いていて35628まで上昇しました。
↑こちらが日経平均CFD。
どこかで入るチャンスは無いかな~と観察していましたが私には無理でした。
NYダウとほぼ同じような動きになっています。
↑こちらがドル円チャート。
発表で一気に114円台に突入。
そのまま114円台をキープしているのでじわじわと上げていきそうですね。
これは115円は間違いないかな。
米国の売上比率が高い日本企業は為替の恩恵を受けるので株価上昇の可能性が高いかも。
本日の相場はそんな銘柄が狙われるかもです。
そういう時は逆に動いたりするので注意も必要です。
次に日本市場の信用評価損益率を見てみます。
わたしも最近見るようになったのですが相場を読む際に信用倍率は避けて通れません。
需給関係は非常に重要なので皆さんも参考にしてみて下さい。
↑信用残の評価損益率推移です。
12月10日時点の信用評価率はー10.87%。
信用倍率は4.6倍と5.25倍から改善しましたが評価損益率は悪化。
この状況から相場を読むと、8月20日発表のー12.88%までの水準以上に下落しないと反転しないような気もします。
年初は2.81倍の信用倍率。現在と比較して2.00%ほど信用買いが膨らんでいることになります。
これは海外の機関投資家からすると絶好の売り浴びせのチャンスではないでしょうか。
FOMC通過で上昇に転じると思ってさらに信用買い増加。
そこで一気に売り仕掛けはあり得るシナリオです。
ここ4週は海外勢が連続して売り越し。買っているのは国内個人で信用については10週の中で9週が買い越し。
海外勢が年末にかけて売り仕掛けしてきたらどうなるか。
少なくとも信用倍率が3%台までの修正は近いうちに来ると予想しています。
いつの相場も個人が騙されるのでしょう。みんなが儲かることは基本的にありませんので。
今回はここまで。
ではまた^^
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