VIX(ヴィックス)指数について少し触れてみます。
Volatility Index(ボラティリティ・インデックス)の略。
通称(恐怖指数)とも呼ばれています。
ボラティリティとは変動率のこと。
価格の変動率を指数で表しているわけですね。
指数が上昇すれば株価が大きく上下する可能性が高いというわけです。
過去の推移を見てみます。
最大の上昇は2008年10月のリーマンショック世界金融危機。
過去20年で主な高値は上記の8回。
定期的に50程度の高値を繰り返しています。
この辺を考慮すると「そろそろ一発ありそうだ」ってことになりますかね。
参考までにリーマンショック当時のチャートを拡大してみるとこんな感じで推移しています。
最高値をつけた2カ月前は20以下を推移。
9月に入ってから上昇に転じて上下を繰り返しながら一気に高値まで登りきっているチャートになっています。
当時の9月4日にアパートを売ったオーナー様がいて、レオパレス物件を5,000万円ほどで売っていたのでよく覚えています。
2ヵ月後に売っていたらそもそも売れなかったかもしれないと言ってました。
では、今のチャートはどんな感じで推移しているかというとこんな感じ。
直近で窓を開けて上昇しています。
このまま上昇していくようだと警戒が必要ですね。
ただ、2020年3月にコロナショックで85の高値をつけてからまだ2年も経っていません。
そういう意味では80付近までの上昇はしないと勝手に予測しています。
理由としてはさすがにFRBも放置はしないだろうと安易な予想。
但し、50付近までの上昇は近い将来にやってくると考えています。
経済規模的には中国あたりがやっぱり怪しい気がします。
約6年前にチャイナショックがありましたが当時は失速懸念。
今起きている恒大集団問題などを考えれば中国経済の失速は間違いない。懸念から実体経済の失速に変わるような気がします。
2008年10月のリーマンショックから1年7カ月後にちょっとした上昇が起きています。
今回のコロナショックに置き換えると、2020年3月から1年7ヵ月後は2021年10月。
すでに過ぎていますが年末までに急上昇がある気がします。
退場とならないよう注意して下落に備えましょう。
今回はここまで。
ではまた^^
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