RSIで割安銘柄を探すといつも出てくる銘柄。
9831 ヤマダホールディングス
見事にずっと下げています。
予想PERは6.16倍。実績PBRは0.55倍。
これはかなり割安。だからいつも出てくるわけですけど。
直近では業績予想の修正発表がありました。10月29日。
その内容を見ると
半期で売上・経常・営業が減益、純利益は上方修正。
通期は売上・経常・営業は据え置き、純利益を上方修正。
理由は各事業セグメントの成果とデンキセグメントにおける組織再編の効果とあります。
詳しい内容は4日の決算発表を見ないと分かりませんが言ってみれば固定費の削減を図ったということでしょうか。
もしそうであれば企業としては当たり前のレベルなので市場から評価されるか微妙なところですね。
問題は売上や営業利益が下がっている点。ここが改善してくるか将来的に成長を展望できるようになれば株価は上昇するのかもしれません。
過去の自社株買いは2020年4月1日引け後に発表されていて2021年3月までの期間に実施されています。
結局のところ現在の下落は自社株買いで支えられていた株価だったということ。
他の銘柄も同じですが自社株買いの効果が無くなっての長期下落はよくあるトレンド。
こうなると自社株買い期待で買われて、発表が無いと期待外れで売られる負の連鎖に陥るような気もします。
どうせやるなら500億円くらいを毎年自社株買いするような発表もアリかと思うのですがどうでしょうか。
いろいろとネガティブなことを書きましたが、この企業は10年以上にわたって白物家電からの脱却を目指していて少しずつ芽が出始めている気もしています。
住宅事業の成長はかなり進んでいますし企業価値向上を模索し続けています。
とりあえずテクニカル的には割安水準まで下がっているので少し買ってみるものありだと考えています。
今回はここまで。
ではまた^^