しつこいですけど職人から転職するなら宅建がおすすめ。
しかも参考書はこれだけでいい。
本気でチャレンジしたい人は是非お試しを。
前回の続き。
最終的には自分で宅建を武器に入社できる可能性がある会社を探しました。
リクナビはいくつもオファーが来てうれしいのですが、自分が求める会社を探してくれると言うより会社が求める人材に自分を染めようとする感じがします。序盤はそれでもうれしかったですけど。
建物管理会社への転職。不動産業界において花形ではありませんが縁の下の力持ちと言われる部署。
元職人の自分にとってこれまでの経験を活かせる場所ではないかと本気で思うようになりました。
実際に勤めてから思うことになりますが、「こんなこと知らないの??」と思ったり、「え?これにお金かけるの??」とか。これまでの常識と違うレベルの常識が存在してちょっとびっくり。あくまで「建物関係については」という限定ではありましたけど、「やっていける」と強く思ったのは覚えています。
とは言いましても、元職人が突然スーツを着てデスクワークもしますし、他部署の方々とコミュニケーションもする訳ですからいろいろとついていけない部分もあります。それはビジネス用語やメール、言葉遣いなど多岐に渡りハチャメチャでした笑。
この辺は「勤めてしまえば何とかなる」これが結論なんですが、当時は舞い上がってしまい様々な失敗をしました。時には「懲戒解雇になるのでは」と本気で心配したこともありました。今では笑い話でしかありません。
そんな心配を払拭してくれたのは前職で取引のあった水廻りメーカーの担当者。サラリーマン経験は豊富だし、その中でも一目置かれる存在の彼から「かずこんさんなら絶対に大丈夫、職人時代にだっていろいろ問題があっても解決してきたでしょ!サラリーマンなんてそんな職人の苦労に比べれば比にならない。1ヶ月もすれば慣れますよ!」と嬉しい一言を頂いたこと。
ほんとに1ヶ月もかからずに気にならなくなりました笑。スーツを着てるサラリーマンがみんな有能かと言えばそうでもないでしょうから。今の現状を何とかしようと必死だった気持ちは重要なのかなと思います。
今回はここまで^^