ソフトバンクグループが自社株買いを発表したにも関わらず暴落しています。
10月にこの銘柄に手を出して火傷してからは注目のみに徹していたので客観的に見ることができましたが直近の下落は酷いですね。
寄り付きから大きく下落されては手も足も出ません。
恐怖心理を煽った売り仕掛けを感じます。
何が原因なのだろうといろいろと理由を付けたりするわけですが、中国リスク、特にアリババの株価下落が大きく影響を与えていると言われています。
そして、先程、バイデン大統領が北京オリンピックの外交的ボイコットを正式に発表。
この辺の影響も今後出てきますので不透明感が続く気がします。
ちなみに私個人としては孫さんの決算発表動画を見ていて気になったことがあります。
それは、この会社の業績が株価に影響され過ぎている点。
投資会社なので仕方ないとは思いますが、上場前のダイヤモンドの原石に出資して当たれば大儲け、外れたら大損害を繰り返している会社なんですよね。
少なくとも大企業のイメージは本業の業績というものがあって株価と必ずしも連動しないこともあります。
でも、このソフトバンクグループは株価の上下変動がそのまま業績に影響してしまいます。
長期的に株を保有したいと考えている投資家はこの点を懸念するのではと動画を見て感じました。
ここ数年は金融緩和の影響もあって株価は上昇トレンドをさらに拡大。
ソフトバンクグループはこの恩恵を受けていたに過ぎないと評価されれば今後の下落局面ではマイナス幅を拡大しそうな気もします。
さて、チャートをチェックしてみます。
↑日足6ヶ月チャート。
RSIは0付近まで下落。売られ過ぎの売られ過ぎ水準に達しています。
下落方向へバンドウォーク継続中なので日柄調整が入るまでは手出し無用ですね。
買うなら下髭を大きく伸ばすような下落を待ってからかも。
↑週足3年チャート。
週足では丁度いい調整局面に見えますね。
直近で200週MAを割り込んでいます。
過去のトレンドを参考にするのであればこの辺で数週揉みあって戻す可能性もありそうです。
↑月足10年チャート。
月足でも丁度いい調整局面に見えます。
4,000円付近までは下落しそうな気がします。
少し長いスパンで価格帯出来高を見ると4,000円前後で出来高が膨らんでいます。
この辺が下支えの基準と見ておくのも一考です。
今回はここまで。投資は自己責任。退場とならないようリスク管理をしっかりやりましょう。
ではまた^^
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