今回も米国の個別株を取り上げてみます。
NYダウが下落していますが直近で発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を上回る結果が出ています。
新規受注指数が大きく上昇しているようです。6ヶ月先の設備投資予測については先月から小幅低下。
テスラ株が高騰している状況ですから製造業はいろいろな意味で好影響を受けているのでしょうか。
ちなみにアップルが2025年までに自動運転車を製造するとのニュースも出ていたのも気になります。
電気自動車が自動掃除機のルンバのように自動で走り回る時代が来るのかもしれませんね。ちょっと怖いけど。
まずはチャートから。
↑日足6ヶ月チャート。
最近は下落基調。200日MAが下に迫ってきています。
ここで反発するかどうかの見極めが必要かな。
RSIでは売られ過ぎ水準に達しているので他の指標と合わせて検討します。
↑週足3年チャート。
コロナショックで下げてから緩やかな上昇継続。
最近は25週MAに沿って値動きしています。
↑月足10年チャート。
こちらもあまり変わらないチャートになっています。
RSIは高い水準で推移。ある意味強い状況です。
次は業績。
売上は横ばい。利益は予想を大きく上回って着地しています。
↑EPSのコンセンサス予想。
来期は下振れの予想になっているのですね。
業績好調は今期まででしょうか。
↑売り上げのコンセンサス予想。
売上は横ばいですね。伸び率もほぼヨコヨコ。
↑収益履歴
予測を上回る着地が続いているので株価は上昇していたと思われますが今後どうなるかですね。
アナリストの目標株価は現在より若干高め。
割安と感じる株価ではない気もする。
直近の決算発表で貸倒引当金を戻入れして大幅増益となっています。EPSに大きく寄与。
営業収益は投資銀行サービスと株式市場関連サービスでは大幅増益。
債券市場関連でのマイナスを補った形に。
この辺を考慮すると今後の収益拡大は一旦止まるような気がします。
ここ数年で業務内容を見直さないと投資家から飽きられるのでは。
長期投資のインカムゲイン狙いならとも思いますがあくまで右肩上がりが大前提ですからね。
長期トレンドだけは崩さないようにお願いします。
今回はここまで。
ではまた^^
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