排水ホース交換
洗面化粧台 扉のスライド蝶番が錆びていました。
ちょっとボヤけてしまいましたがかなり錆びているのは分かるかと思います。
ここまで錆が進行するのは湿気があるからなんです。
原因はこれ。防臭キャップに隙間ができてしまい湿気が長期間にわたって発生していたと思われます。
ちょっと汚くて申し訳ないですが、排水口を引き抜いてみるとこんな状況。
ホースも劣化して固くなっていますし、防臭キャップも排水口にしっかりハマっていませんでした。
恐らく最初はしっかりハマっていたと思いますが、入居者さんが使用している間にホースに触れてしまいズレてしまったと考えられます。
そんなことになる恐れがあるので今の工法は塩ビパイプでしっかり固定されている場合が多いです。
ホースを新調して防臭キャップもしっかりしたものに変えておきました。
↑今回使用したのはこれ!
しっかりハマるので外れにくい。
使用するならこちらがおすすめ。
大きなホームセンターなら売っていると思います。
↑ちなみに実際にはこのタイプが使われていること多い。
一見防臭しているように見えますが少しだけ隙間があったりで防臭性能は今一つ。
扉のスライド蝶番交換
次は扉のスライド蝶番を交換します。
こちらは錆が進行しているのでかなり大変です。
ビスの頭が錆びでバカになっているので回らないのです。
バカとは↓みたいな状態。今回はこんなレベルではないくらい角もありませんでした。
仕方なくニッパーやレンチで何とか回して外しました。
これはかなりきつかった。
実はもっときつかったのは扉側の金具。
受け側のビスは丸頭だったのに対して扉側は皿ビスだったのです。
もうニッパーでもレンチでも外すことはできません。
仕方なく頭を削ることにしました。
インパクトドライバーで6mmの鉄鋼キリを装着。
ビスの頭を削ります。
そうすることで止めてある金具が外れますので、数ミリだけ突起しているビスを丁寧に抜くだけ。
こんな感じでなんとか金具を止めることができました。
あとは扉に合わせて調整すれば完了。
注意しなければならないのはスライド蝶番を選ぶとき。
扉の被せによって商品選定が変わります。
購入する時は注意して下さい。
今回は賃貸管理業務でよくある洗面台の修理を取り上げました。
他にも自分で修理することが多々ありますので今後も取り上げてみます。
今回はここまで。
ではまた^^
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