「賃貸不動産経営管理士」国家資格になります。
こんな資格知りません!
これ皆さんの本音ではないでしょうか。
そもそもこのブログは読まれてないので気にせず書きますが、万が一、読んでいる人がいても資格に興味がある人だけかもしれません。
自らの体験も踏まえて気にせず書きます^^
なお、この資格に関する細かいことはリンク先で確認下さい。
実体験や思うことを中心に記載するのでご勘弁を。
この問題が浮上した際、私も必要と感じて受験し合格しています。3年前だったかな。
宅地建物取引士と密接に関係している資格と言えます。
法整備がされた背景にサブリース業者と所有者の間でトラブルが多発したことがあります。適切な説明もせず契約に至り顧客を騙すケースが散見されたためと見ています。
普通に管理受託して、普通に不動産会社が管理する分にはそこまで問題は起きない(そこそこは起きる)と思います。
しかし、サブリースと呼ばれる一括借り上げ業者が家賃を保障する場合は別。
入居率が悪化することで母体となる企業の負担が増大し顧客に支払えない事態が発生します。
はっきり言ってこの家賃保障。かなりの資金的余力が無いと続きません。
15年前、さまざまな集合住宅建設会社が家賃保障を打ち出して受注増大。
そちこちで建設ラッシュがありましたが、数年後は瞬く間に倒産し保障もストップ。
立地が良い物件は地元不動産会社が引き継いで(もちろん保障はない)何とかなりましたが、
郊外の物件においては入居率悪化にて保障が止まり、銀行への支払いに苦慮する最悪の事態を招いていました。
そんな賃貸経営は絶対に自分はやらないと誓いましたが。。。今はやっている( ̄▽ ̄;)
一応プロなので、すみません。
という訳で適切な説明が求められているのです。
何を説明するかと言うと。
一番大きいのは家賃の増減(リスク)があるということ。
敷金を預かっている場合、経営資金と別口座で管理すること。
大まかにはこんなところかと思います。
賃貸経営を行う上で家賃が絶対に下がらないなんてあり得ませんよね。
普通に考えれば建物老朽化や近隣に新築が建つことで商品競争力を失い家賃が下がる。
これはほんとに当たり前なのです。(一部好立地では家賃が上がることもある)
ほとんどのサブリース会社は10年で一括借り上げ家賃の見直しが行われますし、中には2年ごとに見直す会社も存在しますので、ある意味で会社が損をしない仕組みになっています。
いろいろと批判ばかりしてきましたが、経営感覚をしっかりと持ち、リスクも受け入れ、不安な部分は企業の保障で担保するという考え方なら乗り越えられるでしょう。
これから勉強する方はそんな背景もしっかりと把握したうえで勉強すると良いでしょう。
まとまりないですがここまでとします。
ではまた^^