しつこいようですが宅建を取得できれば人生変わります。
職人にしかない知識と経験をふんだんに活用できるからです。
さて、今回は宅建合格後から実際に転職するまでをダラダラと書きます。
合格発表後の翌年4月に3日間のスクリーニングがありました。
これは2年以上の実務経験が無い方向けの講習です。
当時は宅建協会で主催していたような気がしますが、今は認定機関がそれぞれ行っているようですね。
登録実務講習実施機関一覧(国土交通省HPより)
講習料は随分と安くなりました。わたしが受講した時は4~5万円だったような。。。
かなり分厚いテキストで引くレベルでした。
とは言っても合格してルンルン気分というかなんとか宅地建物取引主任者(当時)として活躍したい気持ちも強かったので前向きに通いましたね。
このころから職人としての仕事が忙しくなってきましてどうしたものか考えるようになりました。
合格したのはいいけど転職するタイミングを逃しているような。
夏の賞与も思った以上にもらえたしもう少しここで頑張ってみようかなと考えるように。
そんな訳で宅建免許の登録、主任者証の発行まではやりませんでした。
合格が平成12年ですから今から21年前。転職が平成18年ですから合格後6年ほどは職人を続けたことになります。まだ28歳と若かったし稼げるならそのままと考えていたのでしょう。
30歳になったころから腰痛が当たり前になりました。
スポーツをやっていたので体力には自信があった半面、無謀な搬入などで身体を酷使し過ぎたことが原因だと思います。地上12階まで荷物を持ってダッシュで駆け上がったり、20キロほどあるパネルを一人でバランスを取りながらダッシュで持ち運ぶ。無謀もいいところでした。職人を長く続けようとしている人は絶対に無理をしません。身体が資本だからです。そういう意味ではわたしは職人として失格だったと言えます。長く続けようと思っている方はこのブログを読んでいないかもしれませんが(そもそも誰も読んでない笑)、転職が失敗に終わる可能性もありますので身体を労わることの重要性はご認識頂きたいです。
転職する年の3月。右手首に激痛。軽いものでも神経に響くような痛み。当然仕事に影響があります。
頭によぎるのはこのまま働けない身体になったら。家族はどうなるのか。傷害保険には入っているけどそんなもので一生は賄えない。こんなことを考えるようになりました。
そして6月。ぎっくり腰。その場でまったく動けなくなり助けを呼んで何とか帰宅。ぎっくり腰はその時だけ動けなくなるものですぐに回復すると考えていましたがそんなことはなくずっと痛い。痛みが引くまで働けない状況になりました。炎症が炎症を呼ぶので痛みを感じないように身体を労わって下さいと医者より。もう、俺、、、大丈夫か。誰でもそう考えることでしょう。
ここから宅建合格を武器に転職活動がスタートします。
次回、転職活動編へ。
ではまた^^