高値掴みしてしまった株の処理方法としてナンピンがあります。
今後、株価が戻ってくる、再び上昇するなら問題ありませんが戻ってこない場合は大変なことになります。
投資の格言として、「下手なナンピン大怪我のもと」とあります。
資産を大きく無くす危険性があるということでしょう。
基本的には素人がやってはいけない手法と言えます。
でも、高等テクニックとしてリスク管理をしたうえで行えば武器になります。
素人のわたしが実践した内容をちょっと紹介します。
↑矢印のところで200株・300株と購入。
ゴールデンクロスを形成していたので一気に上昇と予想。
翌日は高値で始まっているので上昇機運が高まっていたのは間違いないのですが。
前日の高値より少し下がって上昇に転じる可能性もあったので様子を見ることにしました。
ここで逆指値を入れておけばよかったのですが、本業でいろいろあってスマホからの注文ができなかったのです。
結局は含み損が発生する事態に。
いつもなら損切りして資産を減らすのですが、以下の理由からナンピンすることを決意します。
- この水準を割ったら諦めて損切りできるラインが明確
- チャートが長期的な上昇トレンド
- 将来の成長を大きく期待できる銘柄
そして
- ナンピンする際はできるだけ少しずつ購入
- できるだけ下値と思われるところで買う
これを実践
まずは暴落した下値で100株購入。
そして翌日も急激に下げたところで100株購入。
さらに直近の窓を埋める動きを読んで100株購入。
下値ラインはこんな感じでした。
今思えばラインに近い付近で少し多めに買っておけばよかったかもしれません。結果論ですけど。
ラインを下に抜けたら損切りするつもりでしたのでもう少しだけ度胸が必要でした。
でも、翌日に持ち越したりすれば暴落もある訳ですから無理は禁物です。
↑赤矢印のところで下で買った300株は利益が出ていますので、最高値で買ってある300株を相殺売却。
これで持株は200株だけになり身軽になったのに加えて少しだけ利益も出ました。
こんな感じで上昇と下落を繰り返すような銘柄であればナンピン買いも有効です。
基本的には上昇トレンドを形成していることが重要になりますので改めて注意です。
残り200株は持ち越ししていますが下がったら買い増しを考えています。
リスク管理をしっかりと行い楽しく売買しましょう。
今回はここまで。
ではまた^^
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